「やだ 面倒くさい」 少し減りました
支援学級在籍の子
何かやろうとすると「やだ」「面倒くさい」「しょーがない」と四月から連発していた子。
最近少しだけ変わってきました。学習する時間も増えてきました。何が要因だろうかと考えてみました。
①動画を使った教材
②語りを増やした
③時間
④否定しないで認める
①について
ただ問題の答え方を早送りで撮った動画を授業で使っています。その子のすぐ近くで教えてもいいのですが、少し距離をとったほうがスムーズに進みます。その子は近い距離はいやがる傾向があるのかもしれません。そして、テレビ画面に問題のとき方を映した方が興味をもちやすいです。もう少し動画を使ってみます。
Ipadで動画をシェアして子どもが見たいときに見れるような教材につながっていけばいいなと考えています。
②について
支援の子達には何を語っても伝わらないと考えているところが自分の中にあったと思います。そこをもう一度真剣に大事なことを伝えるように意識しました。すると思っていたより伝わっています。支援の子だからわかってくれないかもなんて思い違いがあったのでしょう。
これは大人が勝手に子どもの力を下げてしまっている状態。反省。
③について
半年たちました。お互いの関係もできてきました。自然と関係性も良くなってきたのでしょう。やはり時間はかかると再認識。
④について
今までの半年は、その子のネガティブな態度に対して指導しなければという気持ちが強すぎたかもしれません。最近は、簡単にその子の態度を否定しないようにしながら関わってきました。ただ、否定はしないようにしながらも大事なことは伝えてきました。指導というよりは語りと言ったほうがしっくりきます。
勉強のことを全力で拒否していた子が、「先生、放課後、宿題やりに来てもいい?」とつぶやきました。てれくさそうに。これはかなりの前進です。
①②③④のことがいい方に作用したのかもしれません。でも、わかりません。
また明日も頑張ります。